東京女子大学 人文学科 英語文学文化専攻

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大橋先生インタビュー

先生へのインタビュー・シリーズ
ルイーズ大橋先生にインタビューしました!!

先生の今の専攻を教えてください

外国語として英語を学ぶ人の学習動機や意欲について研究しています。その中で、学習者の自習や英語学習をするうえでの科学技術についても扱います。現在、大型動画配信サイトでの学習やインターネットを用いた学習ができることは大きな利点です。
課題を生徒同士でフィードバックさせて生徒たちの学習を助けるのも効果的ですね。

学生時代は何をしていましたか?

大学生になったら田舎の方から都会へ引越して、人生がいっきに賑やかになりました。たくさんパーティーをしたり、友人と語り合って真夜中になったりしていました。バイトや勉強や遊びで忙しく楽しい毎日でした。

東京女子大学にいらした理由と、大学の印象を教えてください

東京女子大に来る前にも首都圏の他大学で教鞭をとっていましたが、東京女子大のカリキュラムに興味をもったことから、ここで教えることにしました。 東女のキャンパスは東京とは思えないほど美しいですね。はじめて来たときに正門からの景色を見て感動したほどです。緑が多いから落ち着きます。学生たちも同じように落ち着いた印象を持っていると思います。

日本とオーストラリアの学校教育の違いを教えてください。

かなり異なるように思いますね。
私は高校や大学でフランス語を勉強しました。何を中心にしたか、その時はあまり考えませんでしたが、日本に来たときスピーキングやライティングをより多く学んでいたことに気付きました。ですから教育システムの種類と差異に驚き、不思議に思いました。日本は文法や翻訳に焦点を当てているとよく聞きます。答えが特定されているという印象です。私はだいぶ前にオーストラリアで勉強していましたが、文法などももちろん習いましたが、主たる課題やクラスアクティビティでは、答えに多様性があって、自分の伝えたいことを伝えられるようになることが目的だったと思います。今はどうなのか、わかりませんけど…(笑)

大学時代楽しかったことは何ですか?

大学生の頃は寮のようなところに住んでいて、仲間たちとご飯を食べながらおしゃべりしたことが楽しかったです。いろいろな出身地の人やいろいろな価値観を持った人がいました。お互いの考え方を知ろうとすればするほど話が盛り上がって、時間を忘れて気づいたら真夜中になっていた!なんてこともよくありました(笑)

英語力を向上させるためには何をすればいいですか?

 まず、大きな目標を立ててください。「社会に出て英語を使いたい!」とか将来を見据えた目標です。あなたたちも卒業してから会社で英語を使いたいなど大きな目標を持つかもしれません。その目標の達成に必要なのは、大きな目標を少しずつ小さくしたものを最初に実行することです。最終目標を達成するために、この一か月は何をすればいいのか、そしてその一か月の目標を達成するために、今日一日何をすればいいのか…このように毎日一歩ずつ進んでいくことで大きなゴールに近づいていくことができます。だからまずは、Make a plan! そして、Make a detailed plan!
 私も日本語で周りの人と会話をする際、途中で会話を止めることなく、辞書でチェックしないでコミュニケーションする必要があります。その為に常に自分の語彙を改善し、リスニングスキルも向上しようとしました。電子メールのやり取りも出来なければならないのでライティングスキルも改善しどの言語を使うべきか常に考えました。もし将来、会社で英語を使って働くことを大きな目標にするのなら日常で何が出来るか考えるべきです。

東女の学生にはどのような人になってほしいですか?

 英文専攻の学生たちは、自分たちの意志でそれぞれの目標に向かって英語を学んでいます。先生たちはそんな学生たちにアドバイスしたり、励ましたり…サポートは全力でします。
 だけど、学生たちの将来は学生たちのものでしかありません。私たちは学生たちに勉強を強制しているわけではなくて、学生たちが夢に向かうための一つの提案をしているにすぎないのです。だから、「学ぶこと」に責任を持ってほしいです。
 このことは、私が研究している“autonomy”(自主性)と “motivation”(動機づけ)の関係とも関連してきます。課題として出されたから仕方なく勉強をするのではなく、自分が学びたいと思ったから勉強をしてほしいです。自主的な学習こそがそれぞれの目標達成に繋がっています。
 あなたたちが英語を学びたいと思ってる時に勉強する、これが自主性です。先生が「勉強しなさい」と言うからではなく、英語を学びたい、上達したいと思っているから勉強する、これが自主性です。最近、デジタルテクノロジーの進歩で勉強の機会が増えています。私が大学でフランス語を学んでいた頃はインターネットで他言語を聴いて勉強することが出来なかった時代だったので、あなたたちはとってもラッキーガールなのですよ

インタビューを終えて

大橋先生の「自主性」のお話を聞いてから、普段の生活でも「自主性」を意識するようになりました。思い返せば、自主的に取り組まなかったことはいつも中途半端なままでした。「自主性」は、勉強だけでなく、生きる上でもとても重要なことで、私たちを突き動かす原動力であると感じました。今回のインタビューで初めて大橋先生とお話しをしましたが、とても素敵な先生だとすぐに思いました。先生の授業を受ける機会が無かったことは残念でしたが、最後に貴重なお話を聞くことができ、嬉しく思います。

(Mayu Mitani)

ルイーズ先生の添削はいつもとても丁寧で勉強になるものでした。とても尊敬している先生なので、異動前にお話しを伺うことが出来て良かったです。

(Remi Aida)

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